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弟子の手習い2

4月より、新しい社員が3人増えました。まだ研修中ですが、皆毎日頑張っています。
そんな研修中の3名も、私たちと一緒に筆文字を書き始めました。
まずは自分自身の名前から、筆に慣れながら少しずつ地道に練習を重ねております。
1日半紙1枚、短い時間だとしても毎日続けることが大切だと思っております。

さて、私はいつも名前や単語を練習していましたが、今回はいつもと違った筆文字の練習をしてみました。

これは師匠の汲地が書いた、とあるお礼状の文章です。
今回私はこの文字の書き方に見よう見まねで挑戦してみました。

まずは見本と重ねてなぞることから始め・・・

一人優越感に浸ったところで、先程のなぞりの余韻が残っているから大丈夫だろうと思い、いよいよ見ながらの挑戦。

・・・まだまだ未熟です・・・。
驚くくらい先程の優越感は消えてなくなりました。
流れるような軽やかな文字はとても難しく、やはりまだ筆の扱いに慣れていないと感じました。
早く筆に慣れるよう、これからも筆文字の練習は欠かさぬように続けていきたいと、改めて強く思いました。

2015年4月30日(木)
弟子の手習い2』|タイポグラフィー