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このブログはタイポグラファー汲地一郎の弟子達が、日頃のBOSS(汲地)の仕事などの一部をご紹介するブログです。
 

お賽銭箱


先日、変わったご依頼を頂きました。
それは、お賽銭箱に直接「賽銭」という文字を書くという内容です。
通常は、半紙に墨汁で書いた筆文字をスキャナーで
スキャニングし、それをパソコン上でレイアウトして
使用する事が多いのですが、
この度の内容は直接、ネオカラーを使って
書いております。



今までも表札、看板、壁面などに、
直接書く依頼はありましたが、
「賽銭箱は初めてだ」と言いながら書いておりました。
裏面はこのように仕上げております。

2016年10月31日(月)
お賽銭箱』|タイポグラフィー

Grandeひろしまに掲載されました

広島には「Grandeひろしま」という、大切に守り伝えたい
「いいもの・いいこころ」を広島から発信するという
テーマの季刊誌があります。
この度、夏号より汲地の文字とエッセイが掲載されております。

こちらは秋号です

季節から連想する漢字一文字を掲載しておりますが、
日本には四季、風土、習慣、言葉、音のひびき、
様々なジャンルから大切に守りたいものがあります。
この筆文字はその1部分ではありますが、
読者様の心の片隅にでも残ると良いなと思います。
そして汲地の弟子である自分も、
筆文字が日本の文化であるという事を意識し、
日々精進していきます。



次号 Grande広島2016年冬号は12月1日(木)に発売されます。

動画用文字『NARUTO』『NIOH』

ナルト NARUTO
こちらの動画に筆文字が起用されました。


仁王 NIOH
こちらの動画に筆文字が起用されました。


弟子の手習い7

私が筆文字を書き始めて1年が過ぎました。
文字の腕前はまだまだですが、始めた頃に比べると、
文字のバランスや形などが、良くなったねと
スタッフにほめられました。師匠である汲地から
「始めたらとにかく続けていく事が大切だ」と
言われているので、毎日続けている成果が段々と出てきて楽しいです。

そんな中、書道のコンクールに応募する機会がありました。
いい経験だと思い、私含め弟子の3人で応募することになりました。

私が筆の練習をする時は、普通の半紙に細めの筆で書いています。ですが、コンクールに応募する半紙の大きさは、700mm×700mmという大きい
もので、筆もいつもよりもかなり大きいものを使用しました。
今までこんなに大きな半紙と筆で文字を書いたことがなかったので書き始めはとても緊張しました。筆をはしらせている途中も、
「この次のはらいはどうしよう」「はねるところはどこまではねよう」
と思いながら書いていました。最初は思うようにならなくて苦戦しましたが書いている内なんとか形になりました。出来上がりがこちらです。



出来上がりを師匠汲地に見てもらったのですが、
やはり文字に迷いが出ているらしく、
書いている途中の思いもズバリ言い当てられました。
文字から思いが伝わってくるそうです。
こういう大きい半紙に書く場合は、あれこれとあまり考えず、
半紙からはみ出しても構わないので、勢いがある方がいいと、
アドバイスをもらいました。
今回の経験で、書き手のその時の感情や考えが、
たった1文字でも伝わってくるんだと知って、
筆文字は奥が深く面白いと改めて感じました。
またこのような機会があれば是非挑戦してみたいです。

2016年8月31日(水)
弟子の手習い7』|タイポグラフィー

弟子の手習い6

こんにちは、新弟子の西山です。
私は入社前から書道もやっているのですが
汲地の生み出すタイポグラフィーの
書き方を見ていると色々な発見があり
とても興味深いです。
まず、印刷後のサイズに合わせ擦れの
出し方や滲みの出し方が調節してあり
完成品のイメージを明確に書かれています。
自分で書いてみるとそれがよく分かりました。

普通に書くと縮小したとき擦れがつぶれ
ぼってりとした状態になってしまいました。
汲地が手がけるとこうなります。

私は普段、命名フレームを担当しているのですが
漢字の読みと読み仮名の響きから
お名前のイメージに合わせ、文字が軟らかく表現されたり
逞しく表現されたりと同じ漢字でも
色々な表情が読み取れてとても面白いです。

その他にもロゴデザインなど
勉強になる文字を沢山見る事ができるので
とても贅沢な環境で過ごせることができ
毎日充実しています。皆さまも街中で手書きの
ロゴや文字を見かけたらその文字の美しさだけでなく
背景まで想像すると楽しいですよ〜♪

2016年8月3日(水)
弟子の手習い6』|タイポグラフィー