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弟子の手習い6

こんにちは、新弟子の西山です。
私は入社前から書道もやっているのですが
汲地の生み出すタイポグラフィーの
書き方を見ていると色々な発見があり
とても興味深いです。
まず、印刷後のサイズに合わせ擦れの
出し方や滲みの出し方が調節してあり
完成品のイメージを明確に書かれています。
自分で書いてみるとそれがよく分かりました。

普通に書くと縮小したとき擦れがつぶれ
ぼってりとした状態になってしまいました。
汲地が手がけるとこうなります。

私は普段、命名フレームを担当しているのですが
漢字の読みと読み仮名の響きから
お名前のイメージに合わせ、文字が軟らかく表現されたり
逞しく表現されたりと同じ漢字でも
色々な表情が読み取れてとても面白いです。

その他にもロゴデザインなど
勉強になる文字を沢山見る事ができるので
とても贅沢な環境で過ごせることができ
毎日充実しています。皆さまも街中で手書きの
ロゴや文字を見かけたらその文字の美しさだけでなく
背景まで想像すると楽しいですよ〜♪

2016年8月3日(水)
弟子の手習い6』|タイポグラフィー

筆で名前を書く


お名前を入れた一筆箋や命名フレームなどで
毎日のようにBOSSは知らない方のお名前を
筆で書いております。

最近新たに商品化したものに
このようなものがあります↓


こちらはオートレーサーの方が
ファンへお配りする為のステッカーです。
ご依頼者の要望にお応えして色やデザインを
作成しました。

ステッカーはどこでも作っていると思いますが
筆で書いたこのステッカーはオンリーワン。
芸能人や自分をアピールしたい方におすすめです。

2016年6月3日(金)
筆で名前を書く』|タイポグラフィー

2017年度版 年賀状

2015年度も明日で終わりです。
2016年度の始まり。
年度末のこの頃、弊社は毎年のように
2017年の年賀状作成に追われています。
今年で14年目で、デザインのネタも
そろそろ尽きてしまうのでは…。 と独り言です。
新年のご挨拶の文字は、同じ文言でも新にその年ように
書いたものを使っています。
もちろん、その文字を書くのは、師匠です。
そうです。14年も同じ文言を書きながら、師匠曰く、
少しずつでも変化と進化をしていると…。
今回、手前味噌ですが、
改めて師匠の文字に感動しました。
同じ文言でこんなにも雰囲気の違う、
美しいと感じる文字に出会えて。
ありがとうございました。

2016年3月30日(水)
2017年度版 年賀状』|タイポグラフィー

弟子の手習い5

毎日筆文字を書き続け、少しずつ筆の扱いにも慣れてきたように思います。
次は「使える」筆文字を!ということで、師匠である汲地に
新たなお題をもらいました。

封筒の宛名書きです。
これにはいくつかポイントがあり、そのポイントをしっかり
抑えることでバランスが良く見えるそうです。
例えば文字の大小です。

文字一つ一つがキレイでなくても、大小を調節することによってバランス良く見えます。

僕が書いた宛名です。
半紙と違い、スペースに制約があるので難しいです。
まだまだ人に出すことができるような「使える」筆文字を書くことはできませんが、これからもバランスを意識した筆文字を書きたいと思います。

2016年3月7日(月)
弟子の手習い5』|タイポグラフィー

一籠闘魂

段原中学校の男子バスケットボール部にお子様が所属しているという親御さんとご縁があり、その部旗を汲地が作らせていただきました。
「一籠闘魂」。
そのスローガンを表現するために「是非汲地さんの筆文字で」という有り難いご依頼でした。
納品後、「親御さんには好評だったけど部員たちにはどうだったのかな」なんて思っていたのですが、
数日後その部員さん達からこんなお手紙を頂きました。

お礼状は弊社でも制作しているので馴染み深いものではありますが、頂く事はこんなにも嬉しいものかと改めて感じた日でした。
お客様に喜んで頂いて、お礼状を頂きこちらも嬉しくなる。
こんな風に喜びが循環するとなんだか温かい気持ちになりますね。

2016年1月12日(火)
一籠闘魂』|タイポグラフィー