汲地一郎（Kumiji Ichiro） 公式Webサイト

弟子の手習い

現在、弊社の中で筆文字を書ける者が師匠の汲地しかおりません。
こんなことではいけないと思い、
私たち弟子も筆文字を書けるようになる為、
2014年の9月から毎日仕事が終わった後、
半紙1枚分に書き込んでいます。

まずは筆に慣れることですよね…。

今日私が書いている文字は谷川俊太郎さんの
「二十億光年の孤独」という詩です。
文字を書く際、1文字1文字のバランスにも気を遣いつつ、
全体のバランスも考えながら書くよう心がけています。

筆文字を書き始めて、
何となく字の流れがわかってきたような気がします。
といっても当然のことながらまだまだ師匠のようには書けません…。

年賀状や祝儀袋、芳名帳など、自分の名前と住所くらいは
キレイに書けるよう頑張りたいと思います。

おにぎり仁多屋 平和大通り店　3月OPEN

おにぎり仁多屋本店のOPENよりお取引させていただいている、
株式会社MARUSHINさんから3月7日土曜日、
田中町にテイクアウト専門のおにぎり屋、“onigiri NITAYA”が
OPENします。

NHK横の本店同様、ずらっと並んだおにぎりと、
種類豊富なお弁当や、人気のお団子も予定しています。
弊社ではこちらのお店のロゴをはじめ、
店舗のディテール・営業形態に関わる業務のご提案、
販売促進などに携わらせて頂いております。

実はこのお店の奥に秘密があります。また後日発表いたします。

広島市中区田中町5-10ウィングタワー平和大通り1階
TEL082-504-0144

Benten べんてん（ラーメン屋）

6月にアメリカLAにOPENしたラーメン屋。
こちらは、BOSSがロゴの筆文字を、
弟子の一人が弁天様のイラストを書き、
合作で出来たロゴマークです。

写真にはありませんが店内で働くスタッフのTシャツにも
ドカンと描かれているはずです。

店内メニュー看板にあるトッピングに
“BAMBOO”とあるのは“しなちく”なのでしょう･･･
アメリカ人は竹を食べることに抵抗無いのか少々気になります。

出来上がりのラーメンです。
汁が少な目がアメリカ流！？

年末便り（年末のご挨拶状）

私たちは年末便りのサイトをこの時期に更新しています。
年末便りは、今年のうちに今年のお礼を伝えるお礼状の事です。
弊社では年賀状の変わりに年末便りを送るようにしています。

今年は3月11日の東日本大震災の影響もあり
「今年一年お世話になりました感謝の気持ち」
プラス普段意識していなかった事への感謝の意も
メッセージに込めました。
カッコイイコピーや語呂の良さだけでなく真意が伝わる言葉
共感できる言葉をこれからも表現していきたいと思います。

親からの最初のプレゼント

私はここに勤め始めてまだ数ヶ月で見習い期間です。
それなのに、先日急遽休みを頂きました。
それはなぜかというと、私事ですが第一子の誕生があったからです。

そこで私はその子の名前を考える際に、今まで当たり前に接してきた
「名前」というものと真剣に向き合いました。
「名前」は産まれてきた子どもへの一番初めの一番大きな贈りものであり、
一生その子と生きていくものです。
ただ文字を組み合わせて並べただけでなく、
読み方優先でも、意味優先でも、見え方優先でもありません。
そこには両親の子どもに対する想いや愛情が総合的に込められています。
これから出逢う人に、その子がいくつになってもイメージが
伝わるものであってほしいと願いつけました。

私たちのデザインの仕事も、その意識のもとに成り立つものだと思っています。
お客様の想いを、お客様に代わってデザインに込め、
伝えたい人に伝わっているのか、我が子の名前を決めながら、
その重要性を再確認しました。